寄稿 「趣味を再開」(支部会報第46号より)

神永 雅紀(昭59機)

私は今年度末に定年を迎える歳となりました。就職した当時と異なり、現在では年金を受給できる年齢が65歳となっているため、定年後も再雇用職員として今の職場で継続して働くことになりますが、退職後はどのように暮らしていくのかを、数年前から考えていました。その頃はまだコロナウィルス感染症が流行る前でしたので、退職後は妻と二人で海外旅行を楽しめるようになったら良いなと考え、年に数回程度、東南アジアやオセアニアなど比較的近くを旅行し始めたところでしたが、令和2年1月にクアラルンプールに旅行したのを最後に海外に行く事は無くなりました。

 そのような中、今後も楽しめるようなことを考えていた時に、学生時代から就職後数年間楽しんでいたバイクにまた乗りたいと考えるようになりました。特に在学中は当時工学部にあったサークルHRC(Hitachi Riders Club)でツーリング、モトクロス、サーキット走行会などに参加し、とても楽しかった記憶があります。結婚して子供が生まれるとバイクに乗らなくなりました。乗る機会が減ったことと、家族に事故を心配されたこと、維持費もかかることから残念でしたが大切にしていたCB750Fを手放し、その後は一度もバイクに乗ることはありませんでした。

学生時代の一コマ(霧降高原にて)

さて、バイクに乗りたいと思い始めた頃、ホンダからCT125通称ハンターカブというバイクが発売され、オフロードも走れそうで、乗ってみたいと思うようになりました。このバイクはとても人気があり、また、コロナ禍で趣味や通勤等でバイクに乗る方が増えてきたこと、生産が需要に追い付かない等の理由により、入手困難な状態になっていました。

令和3年8月にバイク店に在庫の確認に行ったところ、CT125は販売用の在庫が無く、また入荷がいつになるか分からないということで残念な思いでした。店内を見ていると、同じ125ccでCB125Rというバイクが置いてあり、このバイクも売れてしまうと次はいつ入荷するのか分からないとのことでした。その日は、そのまま帰りましたが、その後CB125Rが原付二種(50~125cc)の小型自動二輪車であるものの、CB250Rとフレームや足回り等を共用している点や、エンジン出力は劣り、高速道路や自動車専用道路は走れませんが、大型のバイクにも劣らない外見や乗車姿勢が魅力で乗ってみたいと強く思うようになりました。大型のバイクにも興味がありましたが、35年以上もバイクに乗っていなかったこともあり、取り回しが軽く、維持費も安い125ccのバイクを選ぶことにしました。その後9月初旬に購入を決め、9月19日に納車となりました。

CB125Rとともに(自宅前にて)

納車後は、休日に日光や福島方面など、日帰りで行ける場所に4回程度ツーリングに出掛けたり、県内の近場を走ってみたりと、楽しんでいます。元々車やバイクを運転することが好きなので、車でもバイクでも一日中乗っていても苦にならないのですが、久しぶりにバイクに乗ると体全身で運転(操縦)しているために、筋肉痛になります。バイクはただ跨って乗っているようですが、車と違いスポーツなのだと思います。二人乗りもできるので、回数は少ないですが妻と二人でツーリングも楽しんでいます。良い趣味を再開できたと思います。風を切って走るのはとても楽しく、バイクに乗っているだけでワクワクすることを再発見しました。

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