佐々木 孝(昭53学精)

【今朝の私】
朝4:30に起床、1時間ジョギングした後、6:00から納豆をかき混ぜ朝食を摂る。血圧の薬を飲んで「今日も仕事だ!」と気合を入れて出勤。
今の夢は・・完全リタイヤ後に「低山登り」と「四国巡礼(歩いて一周)」をしてみたい、です。
現在、ジョギングとハイキングで脚力強化中。
最近の関心事は「いつまで元気に過ごせる?」「なにが健康や寿命を決めるの?」そして「幸せな生き方ってどんなんだろ?」です。
・・・なにを今更ですが、68歳が考えてみました。(駄文で申し訳ありません、ご容赦ください)
【寿命について】
国の調査では、2021年の日本人の寿命は
≪女性≫平均寿命:87.6歳 健康寿命:74.8歳
≪男性≫平均寿命:81.5歳 健康寿命:72.6歳
(平均寿命:当年に生まれた新生児の推定余命)
”健康寿命”(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)が以外に短くないですか?寿命って遺伝で決まっちゃうのかな?
【遺伝と寿命】
デンマークの双子研究から遺伝素因はせいぜい15~25%、残りの約75%は非遺伝素因、生活習慣などの環境要因であると推計されています。100年前1923年の日本人の平均寿命は女性では43歳、男性が42歳、なんと現在の半分です。では社会環境と運に恵まれたら、寿命の限界ってどれくらいなのでしょうか。
【寿命の限界】
寿命の限界は細胞分裂が鍵だといいます。細胞は分裂し再生しますが、限りがあると。分裂のたびに細胞の中の部品の一部(テロメア)が短くなり、ある回数以上になると壊れてしまい分裂しなくなる仕組みだそうです。これをヘイフリック限界と呼び、人の場合は40~60回、110~120歳に相当するとか。ホント?(寿命の限界については諸説あります)
【百歳人“センテナリアン”】
世界一:フランス人ジャンヌ・ルイーズ・カルマン 122歳(1875年2月~1997年8月)13歳の時に画材店でゴッホに出会い、後に「みすぼらしい人だった」と話し有名に。
日本一:田中 カ子さん119歳(たなかかね福岡県生まれ1903年1月~ 2022年4月)
【健康寿命を伸ばす】
健康寿命を伸ばす条件は、バランスの取れた食事、十分な休養と睡眠、適度な運動と気分転換、きれいな空気と節酒禁煙を実践することと言われています。私、毎朝・ヨーグルト・納豆を食べて大腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を活性化させようと奮闘中。善玉菌は免疫の調節、病原菌の定着阻害、ビタミンの産生に関わる優秀な細菌なんです。
【心の安定と生きる力】
長寿者が多い地球上の地域(5地域ある)の一つが日本の沖縄。日が昇れば活動し日が落ちたら体を休める習慣や、家族・地域とのつながりが心の安定と生きる力になっているのではといわれています。これは700万年前にアフリカ熱帯雨林の樹上からサバンナに二本足で降り立ち、肉食獣から身を守り、食べ物を獲るために仲間同士助け合って生きてきた人と人との関係そのものなのではないでしょうか。
【幸せな生き方は】
寿命が尽きるその日まで“幸せに生きる”には“どう老いるか”を考えておく必要がありそうです。歳と共に、運動機能、反射神経、記憶力、発想力、忍耐力etcが衰えてゆくのは自然の摂理。歳を重ね人として成熟しても、身近な人や地域と繋がり、受け入れられてこそ幸せに生きていけるのではないでしょうか。怒らず威張らず自慢せず、老いを受け入れ、与えられた状況に感謝し、己の運命に逆らわない気持ちを持つことが大切になるのだと思います。と言うは易く・・・・・やっぱり難しそうです。