元気会幹事 天野 慶次郎(昭56学機)
2024年度の元気会活動は第3木曜日を月例にワークプラザ勝田(12月は交流サルーンいばらき)にて実施してきました。勉強会終了後は和気あいあいとした雰囲気の中、昼食を楽しみました。
現在元気会会員は12名ですが、延べ出席人数は108名で、平均出席率は約82%と盛況な勉強会でした。
講義は、内外情勢、科学技術、健康医療、環境、語学等多岐にわたり、それぞれ時機を得た内容でした。
月毎の活動内容は以下の通りです。
| 開催月 | 講師(敬称略) | 内 容 |
| 4月 | 吉田 一廣 | 豊富な人・資金 中国猛進 |
| 〃 | 花粉症に利点あり? | |
| 北條 勝彦 | サプリと副作用 | |
| 5月 | 吉田 一廣 | 「食経験」無いサプリにリスク |
| 宮田 武 | 認知症とアルツハイマー病を理解する | |
| 7月 | 吉田 一廣 | 爪水虫の潜在的罹患率減少 |
| 塩谷 建二郎 | 少子高齢化について | |
| 舛井 正義 | 50代からの幸せとは、他1件 | |
| 8月 | 吉田 一廣 | ボケ防止には散歩が一番、他1件 |
| 舛井 正義 | 今すぐできる腸活6段階、他2件 | |
| 加藤 清 | 先人訓「森有礼に学ぶ」 | |
| 9月 | 吉田 一廣 | 日本発 重粒子線治療新機軸 |
| 飯田 陽久 | 心臓の働きと病気について | |
| 10月 | 吉田 一廣 | 選択的夫婦別姓、他1件 |
| 木村 覚 | 美味しい蕎麦を求めて | |
| 11月 | 吉田 一廣 | 微粒で「地球を冷やす」、他2件 |
| 仲根 聰子 | 笠間の町づくり | |
| 12月 | 吉田 一廣 | 外資の金山開発 募る不信 |
| 〃 | 糖類ゼロは糖質ゼロと別 | |
| 坂場 英太 | 日本語の発音はどう変わってきたか | |
| 1月 | 吉田 一廣 | 「宇宙天気」生活にどう影響? |
| 加藤 清 | 能を楽しむための基礎知識 | |
| 仲根 聰子 | 定年退職後に博士号 | |
| 2月 | 吉田 一廣 | 投機商品になった「コメ」、他2件 |
| 北條 勝彦 | 持続可能な開発目標(SDGs) | |
| 〃 | コーヒー驚きの健康パワー | |
| 3月 | 吉田 一廣 | トランプ外交が示す現実 |
| 〃 | 医学の歴史 | |
| 宮田 武 | AIの歴史と基本技術 | |
| 舛井 正義 | 技術革新の担い手育成、今こそ |
以下に講義概要をいくつか紹介します。
【花粉症に利点あり?】(吉田氏)
花粉症の原因の7割がスギ花粉によるものと言われる。スギは日本特有の樹木で、スギ花粉症が問題となっているのは世界でも日本くらいと言ってもよい。
戦後の材木不足の時期にスギやヒノキの造林が進んだが、木材の輸入自由化などによって国内の林業は衰退した。伐採されずに放置された森林から大量の花粉が飛散し、多数の国民が苦しんでいる。
嫌われ者の花粉症ではあるが、プラスの面もある。花粉症のようなアレルギー症状を持つ人で、いくつかのがんの発症が少ないことが明らかになりつつある。
【美味しい蕎麦を求めて】(木村氏)
蕎麦のルーツは東チベット、四川省、雲南省の境界地域で栽培されたものとされている。
日本での栽培は高知県の遺跡から約9300年前の花粉が出土しており、その頃から食べられていることが判っている。
常陸秋そばの由来、そばの栄養等の解説があり、茨城の蕎麦ランキングTOP20や、講師自ら食べ歩いて得たおすすめの店が、店長のエピソードも交えて紹介された。
【能を楽しむための基礎知識】(加藤氏)
能の歴史から始まり、舞台構造、能の種類、能楽師の役割、能面、装束、囃子等細部に至る解説があった。
室町時代(14世紀頃)京都・新熊野神社での勧進猿楽をお忍びで見学した、時の将軍・足利義満はその面白さに魅了され、観阿弥・世阿弥親子を庇護し、能を世に広めた。その後、能は約650年もの長い間受け継がれてきた。この日本の誇るべき伝統芸能に触れ、能楽堂に足を運んで能の魅力を感じてみては如何でしょう。



